ご質問いただきました😃
心臓血管外科医のまめたぬき先生からのご依頼(ご許可?)もいただきましたので、いっさの率直なイメージをお伝えしましょう!笑
心臓血管ってどんな科?
・手術は血湧き肉躍る!?
こういってはなんですが、もっとも激しく”血”をみる手術をします。
心臓の弁置換術となると、心臓を止めたり血流を止めたりしながら手術をします。
ときには、血流を出したり戻したり、、
そのたびに、”どばっと”血が流れます(心臓なので当たり前ですが)😅
時間制限も結構シビアにかかるので、手術のリズムもとても大切ですね😃
・手先の器用さがないとできない。
心臓血管外科は文字の通り、”心臓”や”血管”を縫合します。
縫合が甘いと血が脇から止まりません😅
整形外科医は、、
「電メスでやけばいいや」 とか
「筋膜で縫合すれば、止まるでしょ」 とか
そもそも、「タニケット(四肢駆血帯)すれば、どうにかなる」って思っています😅
マイクロの装置も容易にいれてじっくりもできないですから、これこそ器用でないとできない外科といえるでしょう😅
・いつもICU
外科医の先生はみな、ICUが好きです。
ウソです笑
腹部、胸部、、その手術の後はICUのお世話になるわけですね😃
とくに、心臓の術後はICU入室となります。
(ICUがない病院で心臓手術ってできるのかな?🤔)
・”心”を”害する”科!?
これは、研修医のときによく心臓血管外科の先生が言っていたことです😅
(まめたぬき先生すみません、、)
とてもわかります😅
心臓の手術になるような人はそもそもが全身状態が悪い😅
それを手術するわけだから、それだけでも気が抜けないですよね😅
さらには、手術中も時間制限がある中で手術をしなくてはいけません。。
まさに、”心”がすさんできます、、
本当に心外の先生はお疲れ様です🙇♂️