医者のキャリア

手先がぶきようでも”外科医”になりたい!

ご質問いただいきました😊

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まずは結論ですが😃

まったく問題ない!!

ですね😊

なにはともあれ、「自分がすき」とおもうことを仕事にするのがよいでしょう😃

手先が不器用でも大丈夫な理由は、3つあります。

=手先が不器用でも外科医は大丈夫な理由=

・そもそも、外科医としてはじまるのは20台後半なので、プロスポーツ選手のような天才プレーヤーになるのは、だれもむり。

サッカーやゴルフ、フィギヤスケートでも、頭角を表すのは、10台と早いですよね😃

やっぱり、ブラックジャックのような?天才的な技量を培うならば、10台から、手術とかできれば最高かもしれません笑

しかし、日本のシステムだと、どんなに早くても20台後半から外科医の修行は始まるわけですね😅

ときには天才的!って医者はいますが、多くの外科医はみな”ぼんよう”なスキルです。

・スーパープレイは求められない。

ドラマをみていると、外科医のはなばなしさってかんじますよね😅

「私、失敗しませんから!」

たしかに、外科医は失敗しないですが、それは危険な行為はしないからです😃

外科医に一番求められる技量は、”事前準備”をいかにするかで、手先の器用さよりも、よっぽど”頭のよさ”のほうが求められます。

手術前の患者さんの全身状態の評価、手術のステップの確認、イメージする手術時間は?、手術後の経過はどうするか??

上げればきりがないですが、事前の準備を細かく確認して、さらには、手術を一緒に行うメンバーにも共有をしておくと、とてもスムーズに手術がはこべます😃

・医者の手技にもいろいろある。

よく、医学生、研修医のうちに、

「手技をいっぱい学びたい!」

っておもいます(いっさも)😃

ただ、医者の世界はまさに”深淵”

外科でも内科でも、”手技”がない科はないでしょう😃

なので、ご質問者さまは、研修病院は市中病院で検討するとよいかもしれませんね😃
さらに、あまり研修医の多くない病院をえらぶと、実際に手を出す機会は多いでしょう😊

=手先が不器用でも外科医は大丈夫な理由=

・そもそも、外科医としてはじまるのは20台後半なので、
 プロスポーツ選手のような天才プレーヤーになるのは、だれもむり。

・スーパープレイは求められない。

・医者の手技にもいろいろある。

おまけ

下手な方が逆によい”教育者”になれる。

ABOUT ME
医師YouTuberいっさ
地方国立大学医学部卒、医師。 整形外科専門医、医学博士。 You Tubeでは、医者のかたわら、 動画配信700本以上を達成。 既に2,000人以上の登録者がある。 "医者のキャリア形成"を中心に、 医療にまつわる話を配信している。