今回は、”外科系当直”をする若手先生必見の動画です!
特に、3年目の先生に見てもらいたいですね😊
研修医のうちは、バックに頼れる先輩がいつもいましたが、
夜間の当直で外科当直をしだす、最初の頃は、
本当に”あぶない”です😅
特に”内科当直”と同様に、交通事故診療は”多彩”なので、注意が必要です😃
場合によっては、医療訴訟に巻き込まれる可能性もあるので、今回の動画を参考にしてみてください😃
今回はその中の3つのエッセンスをお話しましょう😃
交通事故診療 3つのコツ!
1.全身診察が必要
痛みや所見があるか所の記載はもちろん大切ですが、
”所見”がないか所もしっかりと記載するのが大切です😃
頭の先から足先まで、
ザラッと診察して記載する。
これが慣れれば、2,3分足らずでできるようになります😃
頭部
あきらかな外傷初見はなし。
頭痛、嘔気症状はなし。
見当識障害なし。
頸部
あきらかな疼痛はなし。
E/F(°)= 50/60 POM-
Bending E/F(°)= 50/50 POM-
Rotation E/F(°)= 60/60 POM-
可動にともなう、四肢のしびれ症状はなし。
上肢
あきらかな疼痛はなし。
あきらかなしびれ症状はなし。
肩関節
Flex=180°(active) POM-
肘関節
E/F(°)=140/0 POM-
手関節
E/F(°)=70/90 POM-
胸背部
あきらかな疼痛はなし。
腹部
あきらかな疼痛はなし。
腰部
あきらかな疼痛はなし。
下肢
あきらかな疼痛はなし。
あきらかなしびれ症状はなし。
股関節
Flex(°)=100°POM-
膝関節
E/F(°)= 130/0 POM-
足関節
E/F(°)= 20/45 POM-
電カルであれば、どこかのファイルに、テンプレを入れておくといいでしょう😃
2.翌日の受診をすすめる
(痛みが新たにでてきたり、経過で骨折が見つかることを説明)
特に当直であれば、”翌日”の受診を勧めます😃
だいたい、受傷直後は気が張っていて、思わぬところに痛みを後日感じたりすることがありますね😃
特に別に痛みが強いところ(骨折等)があれば、足の指先の骨折とか、症状の訴えがなく、見落とすこともよくあります。
なので、経過で新たに骨折やヒビがみるかることはよくあることだと説明がひつようですね😃
3.帰宅後に再度受診するべき症状を言う
(何かあったら受診では、いけない)
当直では、次回の外来受診の間にも、また再診を促す説明が必要になります😃
頭部打撲があれば、きっと外来に頭部外傷のある際に注意するべき項目のパンフレットがあるので、それを渡しながら説明をするのがよいでしょう😃
注意点は、「なにかあったら連絡してください、受診してください」はN.G.ということです😅
医療安全上もこの説明では、病状説明責任を果たしていないとなるので注意しましょう!
ご参考になれば幸いです♫
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(ただし、こちらを使用した場合の責任は一切負いませんので、 ご理解いただき使用ください。)