今回は、医者の大学院についてお話をしましょう。
医者も早いひとで、4年目、5年目くらいになると、大学院生となるひともいますよね😃
医者は医学部を卒業する段階で修士(マスター)の扱いになります。
なので、医者の大学院入学というのは、博士(ドクター)課程に入学するということなのですね😃
さて、この大学院、行きたいとして行く人も、行きたくないとおもっても、行かされるひともいるでしょう笑
大学院を卒業できれば、M.D.Ph.Dとなるわけですね😃
ただ、学位(博士)をとれば、給与があがるのでしょうか?
気になりますよね笑
残念ながら、学位をとっても給与はあがりません!
日本は、博士号が取りやすいから、なんとなく医者は大学院に進学して、学位をとったりしますが、、、
一般的には、博士号を元に就活して収入を得るわけです。
ポスドクになって、雇ってもらい研究者を続けます。うまく勝ち残れば、そのまま研究員としてのキャリアを詰めますが、多くの人はどこかで研究を諦めて、企業に就職をしたりもします。
そして、もちろん、博士号があるから、病院で医者ができるわけではありません笑
さらに、病院が医者に求める資格は、”博士号”ではなく、”医師免許”です!
どちらも掛け合わせて給与がアップする病院はない(もしかしたら、少数あるかもしれませんが)😥
先日、こんなコメントをいただきました、、
先生! 人生諦めるのははやすぎます笑!!
ただ、大学院に進学すると、収入がガクッとさがりますよね😅
そもそも、学費を払います。
いっさは国立大学だったので、入学金30万円、学費を年間56万円払いました。
5年半かけて卒業ができたので、、
合計 340万円もの学費をはらいました😅
さらに、大学院の実験で収入が得られるわけではないので、医者をフルにしているよりもよっぽど収入が下がりますね😅
しかも、入学すれば卒業できるものでもなく、、
となりの泌尿器科の先生は、8年目で論文の立つ見込みもない、、みたいなことを聞きます、、(これは卒業できずに、退学ですね、、)
まあ、大学院生となれば臨床の忙しさから多少は身を引けたりしますから😅
大学院に興味がなければ、進学を全力で拒否するのも大切でしょう。