今回は、表(You Tube)では、あまり言えない事実についてお話しましょう。
それは、「忙しさと収入には関連がない」ということです。
「有能であれば、収入が増える!」
「忙しく働いている方が、収入が多くなければ不公平だ!」
こう思うのも、ごもっとも。。
というのも、「忙しさと収入には関連がない」という事実は、誰として教えてくれない真実だからです。
とくに、医者の世界では、ほかの業界にくらべても顕著であるので、今回の動画でぜひとも、学んで欲しいと思っています!
実際に、いっさも、この事実を実感できるようになったのは、医者になって10年くらいしてからです😅
「忙しく働いて、時間外を増やせば収入は高くなる」はウソ!?
いっさは、研修医のころや、医者5,6年目くらいまでは、こう思っていました。
「忙しくても、時間外が多くなれば、収入も多い!」
「忙しければ、お金を使う時間もないから、お金はたまるだろう!」
たしかに、この文面に嘘はありません。
しかし、事実は異なります。
医者の時間外はそこまで高くはない。
もちろん、他の職種に比べれば、時間外の単価は高いでしょう。
しかしながら、1時間1万円にもなることはありません。
せいぜい、多くて、2,000円〜3,000円程度でしょう。
いっさは、医者4年目のとき、とにかく、時間外労働をしまくりました笑。
最大、220時間申請をしたことがあります。
これでも、月収100万円ちょいでしたね😅。
若いころは、勉強もかねるので、まあよしとしても、この働き方をずっとはつづけはできないでしょう。
時間に余裕があれば、医者のアルバイトがしやすい。
一方で、時間に余裕のある医者はどうでしょうか?
家族がいて家庭サービスもしてもよいですが、その間、バイトをすることもできます。
実際に、いっさの医局(整形外科)では、平日1日を研究日と称して、休みの日があったりします。
多くの先生は、休んでいてもしょうもないので、この1日を、外勤日に当てています。
半日で5万円、1日で10万円の副収入を得るわけです。
さらに言うならば、バイト先の時間外勤務の単価は、1万円が相場です。
だからこそ、常勤医として時間外勤務をするよりも、バイト先で長く勤務をしたほうがよっぽど儲かるわけです。
余裕がないと、当直バイトもできない。
また、収益が高いバイトとしては、当直バイトがあります。
家族がいない若いうちは、いっぱい当直バイトをして、収益を伸ばしたいところですね笑。
しかし、患者さんの病態が安定しない科(具体的には、循環器内科や呼吸器内科)であると、うかうかと当直バイトを入れることはできません。
一方で、整形外科は、患者さんの病態が安定するため、当直バイトも入れやすいでしょう。
つまりは、常勤医として頑張って時間外労働をするよりも、サクッと常勤のしごとを終えて、バイトをするほうがよっぽど効率がよいということです。
こんなこと、上の先生は絶対に教えてくれないですよね笑。
時間、生活に余裕があれば、いろいろとコストカットができる。
時間に余裕がないと、できるコストカットもできなくなります。
たとえば、携帯キャリアの変更があります。
今の時代、大手キャリアも格安プランを提案してくれていますよね。
家と病院ばかりいるならば、Wifiがあって、パケットもほとんど使わない先生も多いのではないでしょうか。
ただ、携帯キャリアの変更ってやったことがないと、おっくうになりやすい😅
あとは、光回線の変更や、電気やガスの変更をするだけでも、固定費をグッと下げられる。
こういったことも、忙しくて疲れてしまうとできなくなりますよね😅
忙しいとたまるのは、お金ではなく、ストレス。
「忙しければ、お金を使う時間もないから、お金はたまるだろう!」
実のところ、そんなことはありません。
忙しいとたまるのは、お金ではなく、ストレスです。
そして、ストレス発散のために、お金を失います。
その多くは、飲み会ですね笑。
若いうちは、若い看護師さんとの飲み会は楽しいものです。
ただ、そういうことを続けていると、奥さんに愛想をつかれたり、不倫に走ったり、、
いっさの先輩でも、不倫をして、離婚をした人もいます。
結構、男性医師でも、離婚する先生は多いとおもいますよ。
これもどれも、ストレスをためすぎているためでしょう。
まとめ
・「忙しく働いて、時間外を増やせば収入は高くなる」はウソ!?
・医者の時間外はそこまで高くはない。
・時間に余裕があれば、医者のアルバイトがしやすい。
・忙しいとたまるのは、お金ではなく、ストレス。